研究成果

研究成果

報告書

(1) 発達性吃音の最新治療法の開発と実践に基づいたガイドライン作成(2016〜2018年度)

  1. 平成28年度補助事業 成果報告書
  2. 平成29年度補助事業 成果報告書
  3. 平成28〜30年度補助事業 総合成果報告書

(2) 発達性吃音の小児期疫学調査と回復要因の研究(2019〜2022年度)

 

発表および論文等

2021年度

学会誌・雑誌等における論文
  1. Iimura, Daichi, Ishida, Osamu, Takahashi, Saburo, Yokoi, Hideaki, Miyamoto, Shoko, A Questionnaire survey about support requests from school-age children and adolescents who stutter. Language, Speech, and Hearing Services in Schools, 52(2) 717-727. doi: 10.1044/2020_LSHSS-20-00069 2021年4月
  2. 角田航平, 灰谷知純, 酒井奈緒美, 北條具仁, 小林宏明, 宮本昌子, 森浩一. 学齢期吃音児が抱える困難を包括的に評価する質問紙OASES-S-Jの標準化. コミュニケーション障害学, 2021; 38(2), 113-122. 2021年8月
  3. Iimura, Daichi, Takahashi, Saburo, Fukazawa, Natsuki, Morita, Natsumi, Oe, Takuya, Miyamoto, Shoko. Effect of linguistic factors on the occurrence of stuttering-like disfluency among Japanese-speaking preschool children who stutter. Clinical Linguistics & Phonetics, 2021, 1-16. doi: 10.1080/02699206.2021.2001048 2021年11月
  4. Iimura, Daichi, Kakuta, Kohei, Oe, Takuya, Kobayashi, Hiroaki, Sakai, Naomi, Miyamoto, Shoko. Treatment for school-age children who stutter: A systematic review of Japanese literature. Language, Speech, and Hearing Services in Schools, 53(2), 561-583. doi: 10.1044/2021_LSHSS-21-00044 2022年2月
  5. 酒井奈緒美, 森浩一. 吃音幼児に関する保育所保育士および幼稚園教員の知識と経験の実態. コミュニケーション障害学. 38(3), 2021, 161-172.
  6. 北條具仁, 灰谷知純, 酒井奈緒美, 角田航平, 金樹英, 森浩一. 吃音のある成人に対する集団認知行動療法プログラムの開発. 吃音・流暢性障害学研究. 4(1), 2021, 1-17. pdf
学会等における発表
  1. 角田航平, 灰谷知純, 小林宏明, 宮本昌子, 森浩一. 学齢期吃音児への介入方法の無作為化比較試験のプロトコル. 日本吃音・流暢性障害学会第9回大会, オンライン, 2021-08-30/09-06 ポスター.
  2. 飯村, 大智, 角田, 航平, 大江, 卓也, 小林, 宏明, 酒井, 奈緒美, 宮本, 昌子. 国内における学齢吃音児に対する介入方法について―システマティック・レビューによる検討―. 日本特殊教育学会第59回大会 2021/09/18, 口頭.
  3. 小林宏明. 吃音のある学齢児の在籍学級における環境調整. 日本コミュニケーション障害学会吃音および流暢性障害研究分科会ワークショップ, 2021/10/3, 口頭.
診療ガイドライン
幼児吃音臨床ガイドライン」第1版(2021年), 2021/9/30公開:
https://plaza.umin.ac.jp/kitsuon-kenkyu/guideline/
日本耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会ホームページの「診療ガイドライン/手引き・マニュアル」の一覧ページと、Mindsガイドラインライブラリにも掲載。

「国民との科学・技術対話」に対する取り組み
  1. 森浩一, 幼児吃音臨床ガイドラインについて. 高知大学耳鼻咽喉科・ST合同勉強会, 2021-04-13.
  2. 秋山一敏, 森浩一. AMED研究の成果:「幼児吃音臨床ガイドライン 2021」を公開しました. 国立障害者リハビリテーションセンター プレスリリース, 2021/10/15. news2021-10.pdf
  3. 森浩一. 「幼児吃音臨床ガイドライン」の作成と公開 (特集:国リハにおける吃音に関する取組み). 国リハニュース, 2022; 第370号(令和4年春号), pp. 2-3.
  4. 笑福亭晃瓶, 森浩一. 幼児の吃音をよく知るための「ガイドライン」を公開しています. 笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ、ほっかほか今朝の聞くサプリ コーナー, KBS京都ラジオ, 2022/03/25放送.

2020年度

学会誌・雑誌等における論文
  1. 森浩一. 吃音(どもり)の評価と対応. 日本耳鼻咽喉科学会会報. 2020, 123(9), 1153-1160. doi: 10.3950/jibiinkoka.123.1153
  2. .
  3. Yuki Hara, Mari Higashikawa, Wakana Hata, Yuri Sasaki, Takeshi Murakami, Yoko Mizuto, Yosuke Kita, Ikuyo Ishizaka. Selection of Screening items for stuttering: A preliminary study. The Kitasato Medical Journal 50(2), 123-129, 2020. KMJ50-2p123-129.pdf
  4. Kikuchi Y, Umezaki T, Adachi K, Sawatsubashi M, Taura M, Yamaguchi Y, Fukui K, Tsuchihashi N, Murakami D, Nakagawa T. Can having siblings increase stuttering as compared to being an only child?. Int Arch Commun Disord 3:017, 2020. doi: 10.23937/2643-4148/1710017
  5. 菊池良和. 10. 小児の吃音への対応はどうしますか?, 特集 耳鼻咽喉科診療Q&A【喉頭・気管】. JOHNS 36(9), 1266-1267, 2020.
学会・シンポジウム等における発表
  1. 原由紀. 顕在化しにくい発達障害の早期発見と支援 吃音の早期発見と支援. 第62回日本小児神経学会、2020/8/19. 口頭
  2. 森浩一, 酒井奈緒美, 原由紀. ポストコングレスセミナー1 幼児吃音臨床ガイドラインの概要. 第65回日本音声言語医学会総会・学術講演会, 名古屋, プログラム・予稿集 p.15, 45-47, 2020/10/11. 口頭
  3. 酒井奈緒美, 菊池良和, 原由紀, 宮本昌子, 小林宏明, 竹山孝明, 宇高二良, 須藤大輔, 森浩一. 吃音の発症・経過と子どもの気質との関連. 第65回日本音声言語医学会総会・学術講演会, 名古屋, プログラム・予稿集 p.8, 2020/10/11. 口頭
  4. 原由紀. リモート時代における吃音・流暢性障害のある人の課題と支援 遠隔セラピー研究(シンポジウム), 日本吃音・流暢性障害学会第8回大会, オンライン, 2021/10/25.
  5. 森浩一. 成人の吃音中核症状の病因的考察と臨床への応用. 日本吃音・流暢性障害学会第8回大会, オンライン, 2020-10-22/10-28, 抄録集p. 24. ポスター
  6. 飯村大智,角田航平,大江卓也,小林宏明,酒井奈緒美,宮本昌子.学齢吃音児の介入研究のバイアスリスクの評価:国内文献のシステマティック・レビューを通して. 2020年度障害科学学会,2021/3/6. ポスター
「国民との科学・技術対話」に対する取り組み
  1. 菊池良和. 市民公開講座「分かりやすい吃音の理解と支援」 第65回日本音声言語医学会総会・学術講演会, 名古屋, 2020/10/11.
  2. 原由紀. 小児科診療 UP-to-DATE 吃音のこどもたちへの支援. ラジオNIKKEI 2021/3/2放送

2019年度

学会・シンポジウム等における発表
  1. 森浩一. 吃音の評価と対応(シンポジウム2. 発声・発語障害の評価と対応). 第120回日本耳鼻咽喉科学会総会・学術講演会, 大阪, 2019-05-09/05-11. 口頭
  2. 酒井奈緒美, 森浩一. 保育士・幼稚園教諭向けの吃音パンフレットの有用性. 第45回コミュニケーション障害学会学術講演会, 倉敷, 2019-05-11/05-12. 口頭
  3. 森浩一, 酒井奈緒美, 坂田善政. AMED研究「発達性吃音の最新治療法の開発と実践に基づいたガイドライン作成」報告.(シンポジウム), 日本吃音・流暢性障害学会第7回大会, 相模原, 2019-08-30/08-31. 口頭
  4. 森浩一. 認知行動療法的な電話訓練.(ハンズオンセミナー3) 日本吃音・流暢性障害学会第7回大会. 相模原, 2019-08-30/08-31, 抄録集 p. 54. 口頭
  5. 北條具仁, 森浩一, 酒井奈緒美, 灰谷知純, 角田航平. 認知行動療法を用いたグループ訓練.(ハンズオンセミナー5) 日本吃音・流暢性障害学会第7回大会, 相模原, 2019-08-30/08-31, p. 56. 口頭
  6. 酒井奈緒美, 菊池良和, 小林宏明, 原由紀, 宮本昌子, 竹山孝明, 宇高二良, 森浩一. 5歳までの吃音の経過とその関連要因: 2年間の追跡調査. 第64回日本音声言語医学会総会・学術講演会, さいたま市, 2019-10-17/10-18.

2018年度

学会誌・雑誌等における論文
  1. 阿栄娜, 酒井奈緒美, 安啓一, 森浩一. スピーチ・シャドーイングの自宅訓練により改善が見られた成人吃音の1例. 音声言語医学. 58(2), 2018, 169-177. doi: 10.5112/jjlp.59.169.
学会・シンポジウム等における発表
  1. Sakai, N., Kobayashi, H., Hara, Y., Miyamoto, S., Kikuchi, Y., Sudo, D., Mori, K. Incidence of stuttering and related factors at the three-year-old checkup in Japan. One World, Many Voices: Science and Community, Joint World Congress in Japan 2018. Hiroshima, Japan. 2018-07-13/07-16. ポスター
  2. Haitani, T., Sakai, N., Mori, K., Houjou, T., A Rongna. The factor structure of the Japanese version of Liebowitz Social Anxiety Scale in people who stutter. The Joint World Congress: One world, many voices: Science and Community, Joint World Congress in Japan 2018. Hiroshima, 2018-07-13/07-16. ポスター
  3. Houjou, T., Mori, K. Comparison of individual and group cognitive behavior therapies: A single case switch-over study. The Joint World Congress: One world, many voices: Science and Community Hiroshima, 2018-07-13/07-16. ポスター
  4. Kim, S.-Y., Sakuma, R., Sakai, N., Houjou, T., Sakata, Y., Mori, K. Comorbid psychiatric disorder and anxiety symptoms in patients who visited adult stuttering clinic in Japan. The Joint World Congress: One world, many voices: Science and Community Hiroshima, 2018-07-13/07-16. ポスター
  5. Mori, K. The use of Cognitive Behavioural Therapy in a group setting with adults who stutter. The Joint World Congress: One world, many voices: Science and Community Hiroshima, 2018-07-13/07-16. 口頭
  6. Ochi, K., Mori, K., Sakai, N., Obuchi, Y. Format transitions at the onset of phonation with light articulatory contact. The Joint World Congress: One world, many voices: Science and Community Hiroshima, 2018-07-13/07-16. ポスター
  7. Sakata, Y., Hara, Y., Kobayashi, H., Miyamoto, S., Maeara, N., Kawai, N., Yoshino, M., Mori, K. Experimental treatment of early stuttering: Preliminary findings of a Randomized controlled trial. The Joint World Congress: One world, many voices: Science and Community Hiroshima, 2018-07-13/07-16. ポスター
  8. Yasu, K., A Rongna, Sakai, N., Mori, K. Fractional anisotropy decreases in the left arcuate fasciculus in people who stutter (PWS): A tractography study. The Joint World Congress: One world, Many Voices: Science and Community Hiroshima, 2018-07-13/07-16. ポスター
  9. 北條具仁. 成人吃音の臨床手法開発. 第44回日本コミュニケーション障害学会学術講演会, 相模原,2018/5/12. 口頭
  10. 酒井奈緒美. 幼児吃音の疫学調査研究. 第44回日本コミュニケーション障害学会学術講演会, 相模原, 2018-05-12/05-13. 口頭
  11. 森浩一. 日本医療研究開発機構(AMED) 障害者対策総合研究開発事業「発達性吃音の最新治療法の開発と実践に基づいたガイドライン作成」(平成28年度〜30年度)多施設共同研究の概要. 第44回日本コミュニケーション障害学会学術講演会, 吃音および流暢性障害研究分科会, 相模原, 2018-05-12/05-13, p. 49. 口頭
  12. Ochi, K., Mori, K., Sakai, N. Automatic Evaluation of Soft Articulatory Contact for Stuttering Treatment. INTERSPEECH 2018 Hyderabad, India, 2018-09-04. ポスター(PDF).
  13. 酒井奈緒美, 原由紀, 宮本昌子, 菊池良和, 小林宏明, 須藤大輔, 森浩一. 3歳児健診以降の吃音の発症率と回復率:1年間の追跡調査. 第63回日本音声言語医学会総会・学術講演会, 久留米, 2018-10-11/10-12. 口頭
  14. 北條具仁, 森浩一. 吃音のある中学生および高校生のコミュニケーションの実態及び治療ニーズに関する調査. 第63回日本音声言語医学会総会・学術講演会 久留米, 2018-10-11/10-12, p. 115. 口頭
  15. 灰谷知純, 酒井奈緒美, 森浩一, 北條具仁. 成人吃音相談外来受診者におけるLiebowitz社交不安尺度の因子構造. 第63回日本音声言語医学会総会・学術講演会 久留米, 2018-10-11/10-12, p. 112. 口頭
  16. 森浩一, 深浦順一(司会), 酒井奈緒美, 原由紀, 角田航一, 宮本昌子, 北條具仁(演者). ポストコングレスセミナー「吃音」. 第63回日本音声言語医学会総会・学術講演会, 久留米, 2018-10-13. 口頭
  17. 森浩一. 発達性吃音(どもり)の最新治療法の開発と幼児吃音の対応ガイドライン作成. 平成30年度脳と心の研究課第四回公開シンポジウム 脳とこころの発達と成長, 東京, 2019-03-02, p. 24. ポスター

2017年度

  1. 坂田善政. JSTART-DCM講習会 (第4回, 2017-10-14). JSTART講習会スライド(PDF, 1.8MB)
  2. 原由紀. 幼児吃音臨床のアップデイト (シンポジウム1 吃音診療の新しい展開). 第62回日本音声言語医学会総会・学術講演会. 2017-10-05/06.
  3. 森浩一. 成人吃音診療の新展開 (シンポジウム1 吃音診療の新しい展開). 第62回日本音声言語医学会総会・学術講演会. 2017-10-05/06.
  4. 北條具仁, 森浩一, 酒井奈緒美, 角田航平, 灰谷知純. 吃音のグループ認知行動療法 (シンポジウム1 吃音診療の新しい展開). 第62回日本音声言語医学会総会・学術講演会. 2017-10-05/06.
  5. 酒井奈緒美, 菊池良和,小林宏明,原由紀,宮本昌子, 須藤大輔, 森浩一. 3歳児および3歳6か月児健診における吃音の有症率. 第62回日本音声言語医学会総会・学術講演会. 2017-10-05/06.
  6. 酒井奈緒美、坂田善政、前新直志、見上昌睦、川合紀宗、森浩一. 幼児吃音の介入ガイドライン作成に向けた文献・カルテレビューによる考察. 第6回日本小児診療多職種研究会. 宜野湾市, 2017-11-03/04.
  7. 森浩一、酒井奈緒美、坂田善政、北條具仁、金樹英、菊池良和、原由紀、宮本昌子、小林宏明、前新直志、見上昌睦、川合紀宗. 発達性吃音の最新治療法の開発と実践に基づいたガイドライン作成 −吃音(どもり)の大規模追跡調査と最新治療法の開発−. 平成29年度 AMED脳と心の研究課 研究交流会, 東京, 2017-11-30. ポスター(PDF
  8. 須藤大輔, 酒井奈緒美, 菊池良和, 小林宏明, 原由紀, 宮本昌子, 中村好一, 森浩一. 幼児吃音(きつおん)症の大規模追跡調査. 第28回日本疫学会学術総会 福島市, 2018-02-01/02-03, p. 86. 口頭.

2016年度

  1. 坂田善政. 幼児吃音の介入研究における近年の知見とAMED幼児吃音介入研究(JATAR試験). 自主シンポジウム 最新の知見に基づく幼児吃音支援について. 日本吃音・流暢性障害学会第5回大会. 2016-08-19/20.
  2. 酒井奈緒美. 幼児吃音の疫学研究. 自主シンポジウム 最新の知見に基づく幼児吃音支援について. 日本吃音・流暢性障害学会第5回大会. 2016-08-19/20.
  3. 酒井奈緒美, 森浩一幼児吃音の介入ガイドラインの検討. 第61回日本音声言語医学会総会・学術講演会.横浜. 2616-11-03/04.
  4. 森浩一,酒井奈緒美,坂田善政,北條具仁,金樹英,菊池良和,原由紀,宮本昌子,小林宏明,前新直志,見上昌睦,川合紀宗. 吃音(どもり)の大規模追跡調査と最新治療方法の開発. 脳とこころの研究 第二回公開シンポジウム, 東京.2017-03-11. ポスター(PDF