2019年08月、疫学研究の継続課題が採択されました
2019年7月31日付で、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の研究補助事業に採択されました。これにより、2016〜2018年度に実施した幼児吃音のコホート研究を継続することができることになりました。研究課題名は、
「発達性吃音の症に期疫学調査と回復要因の研究」
です。
前回の研究では、幼児の吃音だけでなく、青年期以降の吃音のグループ訓練方法の開発も同時に行っていましたが、そちらの方は訓練プログラムが終了したため、今回の研究には含まれていません。したがって、研究構成員も少なくなっています。
正式な研究開始は8月末頃になります。2021年度まで継続される予定です。
AMEDの研究は、3年間が限度になっており、研究の準備期間を考えると、実質2年半ほどしか研究ができません。幼児の吃音は、7歳頃まで発症や再発、自然治癒があるとされています。3歳児健診(地域にっては3歳半健診)からの調査(前回の研究)だけでは、幼児の吃音の経過の全貌を明らかにすることができません。今回、疫学調査を継続して行い、満8歳になる直前まで調べることで、ようやく全体像が明らかになるものと期待されます。
前回研究でご協力いただいてた約2,000組の親子の方々には、これまでご協力いただいたお礼を申し上げますとともに、これからもご協力をいただきたく、お願い申し上げます。
研究代表者 森 浩一 (国立障害者リハビリテーションセンター)
です。
前回の研究では、幼児の吃音だけでなく、青年期以降の吃音のグループ訓練方法の開発も同時に行っていましたが、そちらの方は訓練プログラムが終了したため、今回の研究には含まれていません。したがって、研究構成員も少なくなっています。
正式な研究開始は8月末頃になります。2021年度まで継続される予定です。
AMEDの研究は、3年間が限度になっており、研究の準備期間を考えると、実質2年半ほどしか研究ができません。幼児の吃音は、7歳頃まで発症や再発、自然治癒があるとされています。3歳児健診(地域にっては3歳半健診)からの調査(前回の研究)だけでは、幼児の吃音の経過の全貌を明らかにすることができません。今回、疫学調査を継続して行い、満8歳になる直前まで調べることで、ようやく全体像が明らかになるものと期待されます。
前回研究でご協力いただいてた約2,000組の親子の方々には、これまでご協力いただいたお礼を申し上げますとともに、これからもご協力をいただきたく、お願い申し上げます。